

Métro-Boulot-dodo(メトロ・ブロ・ドド)とは「地下鉄に乗って オフィスに行き、働いて、ねんねするだけの生活」を意味するフランス語である。この言葉と大丸有という都市の性質、会社員として働く武田の実感が共鳴した。複数の視点を繋ぎ合わせた映像を、風景を切り取るフレームとしての窓から覗き込む。明治時代に「一丁倫敦(ロンドン)」と呼ばれたことからも分かるように、大丸有は西洋の均一的な都市計画を参考に形作られた。映像では過去に撮影した車窓風景や、1890年〜1945年までのロンドンの映像を用いて、当時の日本人の憧憬を重ねる。